取り扱い製品・工法

TB工法

図:TB(タッチボンド)工法は・・・

図:TB工法

●TB工法の特長

追随性
継手部のTBボンドによってレベル2地震動永久ひずみなどのあらゆる地盤の変位に高い水密性を確保したまま追随!
水密性
変位後の水密性能は0.1MPa以上!TBボンドの充填量を変えることで水密性能をコントロール可能
連続性
曲線部、断面変化部、既設との接続部も直線部と同じ接合構造!同じ性能! はTB工法だけ
施工性
製品を据付けて注入またはコーキングするだけ! 
工期短縮!  コストダウン!    施工時の外気温 ー10℃~40℃に対応!
適応性
注入工法コーキング工法を使い分けることで、あらゆる断面寸法のボックスカルバートに適用でき、推進工法等の特殊工法にも適用可能!
さらに現場打ちの桝 や 既設ボックス にも 耐震継手として接続可能

●TB工法の詳細

注入工法

ボックスカルバートの外からTBボンドの充填を行う

内空断面寸法4000×3000mm以下の開削用ボックスカルバートを対象

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最小内空断面寸法制限なし!最大内空断面寸法内幅4000mm×内高3000mm

 

コーキング工法

ボックスカルバートの中からTBボンドの充填を行う

内空断面寸法800×800mm以上の開削用および推進用ボックスカルバートなどを対象

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最小内空断面寸法内幅800mm×内高800mm 最大内空断面寸法制限なし!大型多分割にも対応!

●TB工法の施工手順

1.ボックスカルバートの据付け(注入工法の例)

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2.TBボンドの充填

     
注入工法

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コーキング工法

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●ボックスカルバート寸法表

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●TB工法の歩掛(注入工法)

     

歩掛区分

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据付歩掛

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●TBボンドの種類

注入工法用のTBボンド

施工時の外気温に合わせて4種類を用意

  1. 一般用
  2. 冬用
  3. 夏用
  4. 寒冷地用

施工時の外気温  ー10℃~40℃に対応!

すべて厚みの約3倍のびるTBボンドが継手部の変位に追随!

耐久性,耐薬品性も問題なし!

 

コーキング工法用のTBボンド

施工時の外気温に合わせて3種類を用意

  1. 一般用
  2. 冬用
  3. 寒冷地用

TBボンドの性能は注入工法用と同等!

落し込み施工,落差施工,更生函施工,推進施工などの注入が困難な継手部にも対応!

既設構造物の目地部を補修すれば水密性,耐震性のある継手へ!

●TB工法の性能

(1)標準仕様(TBボンドの厚さ:注入工法:10mm コーキング工法:15mm)
レベル2地震動による地盤変位によって継手部に発生する変位量が10mm以下の場合に対応

(2)特殊仕様(TBボンドの厚さ:注入工法:30mm コーキング工法:35mm)
永久ひずみによる大きな地盤変位などによって継手部に発生する変位量が30mm以下の場合に対応

 

TB工法の継手部の性能表

図:TB工法の継手部の性能表

※1)要求性能は,土かぶり3.0m,N値0~5を想定した地盤条件から,「下水道施設の耐震対策指針と解説-2014年版-」に準拠して算出される継手部の抜出し量(変位量)の最大値である。
※2)要求性能は,「下水道施設の耐震対策指針と解説-2014年版-」に準拠し,永久ひずみ量の最大値1.5%から算出される継手部の抜出し量(変位量)である。(例 1.5%×製品有効長2m=30mm)

●耐震性

  • 供試体2体を接着接合し、軸方向繰返し変位試験によって地震動による変位に対する継手部の追随性を確認!
図:耐震性

●水密性

軸方向繰返し変位試験後の供試体を使用し,軸方向変位,曲げ変位およびせん断変位状態における水密性試験によって継手部の水密性を確認!

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注入工法コーキング工法の試験方法,許容変位量および水密性能はおなじです。

●開水路(フリューム)への適用

U型製品(1800×1500)を3本(有効長L=4.0mの標準製品1本、斜型製品2本)施工し、耐震性(地震時の追随性および水密性)を確認した。

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水密性の確認

両端に遮蔽板を取付けた後フリューム内に水を入れ、漏水のないことを確認

耐震性の確認

  1. 軸方向変位

    製品内に水を入れたまま製品の離間を5mmから15mmまで変位させ、製品接合部から漏水のないことを確認

  2. 曲げ変位

    製品内に水を入れたまま製品上部の離間を5mm、下部の離間を5mmから15mmまで変位させ、製品接合部から漏水のないことを確認

  3. せん断変位

    製品内に水を入れたまま製品相互を10mmせん断変位させ、製品接合部から漏水のないことを確認

●主な施工実績

写真:曲線部への適用例(直線部と同等の連続性,耐震性,水密性)

製品寸法:500×500×2000〜800×800×2000

曲線部への適用例(直線部と同等の連続性、耐震性、水密性)

写真:大断面への適用例

製品寸法(2900+2900)×1500mm

大断面への適用例

写真:液状化地盤への適用例

製品寸法:2900×2900×1250mm
※液状化地盤における永久ひずみ1.2%に対応した継手構造

永久ひずみ、推進工法への適用例

写真:断面変化部への適用例

製品寸法:1500×1500×1500mm
:1500×2500×1500mm

製品寸法:2000×2500×900mm
:2000×2000×斜切り

断面変化部への適用例

写真:特殊人孔への接続例

マンホール:2600×2100mm
ボックスカルバート:1100×1100mm

立抗(特殊人孔)との耐震接続への適用例

写真:開水路(フリューム)への適用例

U型4700×2400×1200mm

開水路への適用例(コーキング工法)

写真:長尺ボックスカルバートへの適用例

長尺PRC600×600×4000

長尺ボックスカルバートへの適用例

写真:アーチカルバートへの適用

アーチ1500×1800×2000

アーチカルバートへの適用

写真:既設との接続例(コーキング用)

既設および新設10500×5200

既設との接続例(コーキング工法)

TB工法は上記のように特殊な接合部も直線部(標準部)とおなじ耐震性および水密性を有しています