特殊施工例

道路の法線に合わせ、すべて斜型製品(平面)で対応。
部材厚を薄くするため、EPS工法(軽量盛土工法)を採用。

埋立て用の土砂や橋脚補修用の足場・資材等を運搬するための仮設橋。
河川内の橋脚を補修するにあたり、ボックスカルバートを3列並列に設置し、河川を切り替え仮設橋とした。
橋脚補修完了後に速やかに撤去。

現道交通を開放したまま(通行止めにできない)地下道を構築する必要があるため、現場打ちからプレキャストへの提案を行い、採用された。
頂版部材はすべて異なる形状（平面上の角度・距離）で、側壁は現場打ち、頂版はプレキャスト、その接合は機械式鉄筋継手による。

災害時の避難場所として使用される学校内に設置。
下水道に直結できなかったため、汲み取り式が採用。
洋式トイレ設置箇所の蓋は開閉が容易かつ軽量である塩ビ蓋を採用。

冬季の融雪用に使用するための水3000㎥を地下に貯水するためのもの。
工期短縮のため、2連上下2分割ボックスカルバートを提案。
近くを流れる川の水をくみ上げ､ろ過して貯水。

ECO-C･L工法用8t台車を2台使用し、製品質量15tの2連ボックスカルバート(曲線部)の搬送・据付を実施。
軌道荷重対応ボックスのため、性能照査型設計法にて設計を実施。

TB工法とボックス推進工法それそれ長所を生かした施工事例。
海への雨水放流渠であるため、永久ひずみ1.5％の耐震性を有するTB工法が採用（PC縦締め工法では対応不可）。
海岸付近のため塩害対策仕様。

国道の地下空間に歩道および地下車路を建設する工事。
交通量が多いため、夜間において覆工板を部分的に開放し、横引き工法（BCCS工法）にて施工。
断面方向の中心付近には中間杭があるため頂版部材は分割とし、モルタル充填継手で接合。

調整池に溜めた水を川に放流するための排水ポンプを設置し、その機能を維持管理していくためのコンクリート製の地下空間。
二分割の製品をPC鋼棒で緊張し一体化させ、8段積上げて最上部はRC版を設置。